精神科・心療内科
現代の心の病は多様化しており、国内で精神疾患を有する総患者数は約419.3 万人と言われています。
患者さま自身や支えるご家族がお困りの際に最初に頼っていただける病院になりたいと考えています。
治療には患者さまの心理・精神面をサポートする精神療法や薬物療法・リハビリテーションなどがあり、急性期から慢性期の症状コントロールができるよう多職種が協同し、安心して療養できる環境を提供していきます。
対象疾患
- 統合失調症
- パニック障害や強迫性障害などの神経症
- うつ病などの感情障害
- 認知症の周辺症状(妄想・幻覚など)
- 知的障害や精神遅滞
など幅広く治療を行っております。
また頭痛、倦怠感、胃痛など心理的要因から身体症状があらわれた患者さまもご相談ください。
たとえば…
- 疲れやすい
- 音や光に敏感になる
- 食欲がなくなった
- 夜眠れない
医師紹介
- 院長夏田悟
- 精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医
- 医局長富永桂一郎
- 日本精神神経学会精神科専門医
- 医師小泉明
- 精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医
- 医師髙橋剛士
- 精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医
- 医師山根茂雄
- 精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医
- 外来診療矢花辰夫
- 精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医
病棟紹介
精神科急性期治療病棟 52床(2-3病棟)
中区は横浜市の区の中でも人口が多く、様々な精神疾患・障害をもった患者さまも多く生活していらっしゃいます。
当院の方針である「地域のニーズに対応し地域精神医療の充実に貢献していく」にあたって、急性期病棟では入院治療の窓口として大きな役割を担っております。
入院当初より退院支援を計画し、ご家族や福祉・行政の方を交えたカンファレンスを行い、退院環境を整えて早期の社会復帰を目指しています。
精神一般15対1閉鎖病棟 59床(2-2病棟)
当病棟には急性期病棟での治療を終えた後、さらに症状改善を目指す亜急性期の患者さまや症状の安定を必要とされる慢性期の患者さまが入院されています。
治療を継続しつつ生活療法及び各種リハビリテーション(作業療法、心理教育、同伴外出、同伴散歩など)を取り入れ社会復帰へ向けて大切な役割を担っています。
社会資源が必要な患者さまには、当院のデイケアや外来との連携、福祉制度や福祉施設の相談など包括的に退院に向けてのサポートをしていきます
精神一般15対1開放病棟 56床(1-1病棟)
慢性期の経過をたどりながら回復に期間を要する方や、高齢などの様々な事情で退院が困難な患者さまが療養されています。
病棟での生活は日常の生活でもあるため、患者さまがその人らしく過ごして頂いていくことは当院の方針である「患者さまの人格を尊重し『生きがい』を重視した医療と看護を行う」ことでもあります。
患者さま一人一人に寄り添い、身体管理と精神症状の安定を図り、セルフケアの維持向上を目的とした援助を行うことで患者さまのQOLを高める重要な役割を担っています。
地域医療相談室
病気や障害からおこる様々な生活上の問題や受診や入院に関する
不安や疑問点があれば当院の精神保健福祉士がご相談に承ります。
- 受診や入院をしたいが、どういう手続きをすればよいのか分からない
- 自宅や施設での生活に関する問題
- 入院中、退院後の医療費、生活費に関する心配ごとや疑問
- 利用可能な福祉制度について
- 社会復帰後の生活していく上での各種施設、関係機関の利用方法など
地域医療相談室 相談窓口
費用 | 無料 |
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相談受付時間 | 平日9時~17時、土曜9時~13時(日曜祝日休み) |
栄養科
医師の指示により患者さまの病態に合せた治療食を提供しています。
入院中のお食事は治療の一環でありながらも季節に合わせて旬の食材を取り入れたり、行事食を実施するなど楽しんで召し上がっていただけるよう心がけております。
また、退院後にも継続して食事療養ができるよう栄養相談も承っております。